この姿勢は良い姿勢?

ベッド上臥位姿勢と座位姿勢の評価

立位、座位、臥位、私たちは絶えず一定の姿勢をとって暮らし、無意識のうちに絶えず安楽な、あるいは動きやすい姿勢をとっています。しかし、要介護高齢者は私たちのように自由に動けません。「その人なりのよい姿勢」で過ごしているでしょうか?

それよりも、ベッド・家具椅子・車椅子の上で苦しい姿勢のままで過ごしているのではないでしょうか。そして、それが呼吸抑制~筋緊張亢進~嚥下機能低下~不穏状態といった健康上の様々な弊害につながっている、と考えています。

今回のセミナーでは、私たちが行った姿勢づくりがはたして高齢者にとって安楽な姿勢なのか、健康に寄与する姿勢なのか評価する方法を一緒に考えます。そして「姿勢の整え方」そのものよりも、『良い姿勢の考え方』『姿勢の見方』をなるべく多くの実習を交え詳しく説明します。

講師

大渕哲也先生画像大渕哲也先生
(理学療法士・介護支援専門員)
((社)こうしゅくゼロ推進協議会スーパーアドバイザー)
(日本リハビリテーション工学協会車椅子SIG 研修担当)
(テクノエイド協会 研修担当)
(車椅子シーティング協会 研修担当)


プログラム

  • 良い姿勢とはどのような姿勢か?
    • 姿勢とは?
    • 良い姿勢とは?
    • 現場に見る不良姿勢と改善の様子
    • 不良姿勢体験
    • 不良姿勢による健康被害
  • 姿勢の現状把握評価
    いまどのような状態なのか? シーティング/ポジショニングのビフォーアフターを評価する
    ① 姿勢の崩れ方の客観的把握
     ・上前腸骨棘触診による確認
     ・スリングシートやベッド床面と身体の圧迫~浮きの左右差や程度の確認
     ・臥位や座位における崩れ方の日内変動や日ごとの違いの確認
     ・臥位~ファーラー位~座位の違いによる姿勢の変化の確認
    ② 呼吸状態の把握
     ・一分間呼吸数の把握
     ・呼吸パターンの把握 触診と視診
    ③ 筋緊張と自動運動の確認
     ・徒手的伸張による筋緊張確認
     ・触診による筋緊張確認
     ・呼吸相の違いによる筋緊張の変化の確認
    ④ 自律神経~交感神経の状態確認
     ・血圧:臥位と車椅子座位での血圧の違いの確認
     ・アプローチ前後の血圧の変化
     ・専用機器による評価
  • 姿勢改善可能性の評価~アセスメント
    • ベッド上臥位姿勢の最低限の整え
    • ベッド上臥位姿勢と、ファーラー位/座位姿勢との比較
    • ベッド上臥位姿勢における四肢関節可動域の確認
    • 介助座位による「あるべき座位姿勢」の検討

※プログラム内容は変更になる場合がございます。

開催日程・定員・受講料

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※現在予定はございません

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